「No」と言う練習をする

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しばらくして、「あれは正に自分の事を言われているなぁ…」と感じる様になり、それ以降気を付けて日々実践している事。それが、「No」という練習をするという事です。

話は遡り5年位前、スピリチュアル的なお悩み相談を題材としたテレビ番組があり、好きで観ていました。ビデオ録画するくらいに。
その中で、ある20代の女性(Aさん(仮))の悩みの相談についてカウンセリングをするという企画がありました。
カウンセリングを担当していたのは、沖縄の父とか言われていた人(だったかな?)で、相談者の手のひらを見るだけで、そのオーラを感じ取り抱えている悩みや解決の方向をアドバイス出来る凄い人でした。

Aさんの相談内容は、男性とのお付き合いが上手く長続きせず、暫くすると別れを切り出されるのが殆どであるというものでした。1年くらい続いて結婚を意識し始めた時に彼の浮気が発覚し、ダメになった事もあったそうです。ですが、カウンセラーの方は、もっとAさんの問題の本質を見抜いていました。

それは、Aさんの他人との接し方に問題がある、というものでした。Aさんは、他人の頼みをなかなか断りきれずに引き受けてしまう性格でした。例えばアルバイトをしている時、誰かがシフトに入れなくなり代わりに入ってくれと言われると断れずに引き受けてしまったり、残業をお願いされるとそれも引き受けてしまったりして、良い人を演出してしまう、また悪い人と思われたくないという気持ちも働いてしまい、結果身体に無理が掛かって体調を崩してしまい、その仕事を辞めざるを得ないところまでいってしまっていたそうです。そうこうしているうちに、体調が戻って復職しようと就職活動をするも、年齢が重なるとなかなか採用もして貰えなくなってしまいます。
自分の本当の気持ちを伝える事が中々出来ない、嫌われたり悪く思われる事にどうしても臆病になってしまうという性質が根底にありました。それはプライベートでも当てはまる事で、上手く彼に気持ちを伝えられない、遠慮が邪魔したりして甘えられなかったりで、結局彼の興味が落ちて行き、結果別れを迎える事になるという恋愛が続いた様です。

カウンセラーの方は、Aさんのこの他人との接し方を改善する為にアドバイスをされたのですが、その内容が私の心にも突き刺さりました。
「他人との付き合いには、「点と点の付き合い」と「線の付き合い」というものがある。仕事での付き合いで、「会社を辞めたらもうこの人と会う事は無いな」という人とは、自分の心を開く必要は無い。逆に、退職後でも接していきたい人だったり、もっと大切にしたい人、家族や彼氏とかもそうだけど、そういった人には心を開いて接したら良いですよ。前者が「点の付き合い」、後者が「線の付き合い」。点の付き合いで気を遣い過ぎて心が疲れてしまって体調を崩してしまったりしたら、元も子もないでしょ? その代わり、彼にはもっと甘えたりして自分の気持ちを出していったら良いんです。」
といった内容でした。Aさんは号泣でしたが、カウンセリング後は少しすっきりした表情になっていました。これから自分がどうしていけば良いのか、少し方向性が見えたんだと思います。

実は、最初にこの映像を観た時に私は、少し他人事として観ていました。それ程共感もしていませんでした。しかしうつ病の症状が酷くなって日々の生活も上手く送れていない時期に、録画していたこの部分を何気に観た時、「これは… 正に自分の事だ…」と実感しました。胸に突き刺さりました。画面の中のAさん以上に涙が溢れ、止まりませんでした…
確かに自分も人に気を遣い過ぎで、どんな人ともなるべく上手く接せるように、努めて明るくしたり笑顔を作ったりしていました。誰からも嫌われたくは無いという思いでいました。勿論、頼み事を断るのも苦手で、抱える作業量もいつの間にか増えていて相当負担が掛かっていました。肉体的にも。そしてかなり精神的にも。その行き着いた先がうつ病という現実だったという事です。

その後も何度かこの映像を観返したのですが、その度に「やっぱりこれ、自分の事やなぁ。」と思いました。Aさんをカウンセリングするという体で、神様が私にこの事の大事さを伝えて下さったんだろうと運命的に思いました。

このカウンセリング内容を踏まえて、私は現在進行形で、「No」という練習をしています。
3年くらい前から始めた在宅ワーク(パソコンでの簡単な作業)では、作業量をかなり余裕を持たせて少なめになる様にお願いしています。2年くらい前からは飲食店でのバイトをしているのですが、そこでも1日の作業時間を4時間程度に(昼までに終わる時間帯で)、週3日以内、3日連続は無しで、というのをお願いしています。たまにこの範囲以上のシフトで入れないか?とお願いされる事もあるのですが、「すみません、入れません。」と言って断る様にしています。少しくらいならいけるかな、と思う時もあるのですが、「Noを言う練習だ」と思って、断っています。

この断る意識・行動を少しずつ取れる様になってから、少し心も楽になってきた様に思います。勿論、身体の方も。私にとってこの「Noと言える様になる事」は、今後の人生でも大事な事なんだなと思っています。また、「点のつながり」、「線のつながり」という事も、日々気に掛けてみようと思っています。

何か身体がだるいなとか、気分が晴れないなと普段から感じていらっしゃる方、もしかして気遣いをし過ぎていたりしませんか…? 無理に笑顔を振りまいていたり、嫌われたくないなと張り切っちゃていませんか…?
思い当たる節が無いか、自分を労わる様に少し相談に乗ってあげてみて下さい。ちょっと会話する程度でも良いと思います。最近どう?何かしんどいなー…って事とか無い? みたいに。

…ゆっくり …深呼吸しながら。



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